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角膜を傷つけるリスクが!早急に行いたい逆さまつ毛の治療法って?

2020年04月12日

まつげは目に異物が入るのを防止したり、過度な紫外線に眼球が暴露されるのを防いだり目を保護する重要な役割をになっています。正常な状態ではまつ毛は外方向に向かって生えており、角膜などの目の表面に接触することはありません。ところがまつげの生える方向が何らかの原因で、内側に向かって生えてしまうとトラブルの原因となります。こういったまつげが眼球側に生えてしまった状態を逆さまつ毛と言います。放置しておくと角膜にダメージを与え視力低下につながるリスクも存在しています。そこで逆さまつ毛の原因や治療法について、検討してみましょう。

逆さまつ毛はまぶた全体が内側に折れ込んでいることに随伴して起きることが多いとされています。先天的に発生することも多いようですが、特にまつたに死亡が多い子どもや高齢者では、まぶたが内側に折れ込んでいる事例が多いようです。子供のような年少者の場合、成長に伴う容貌の変化で自然治癒することが多いのも特徴です。

他方で感染症の後遺症や眼球周辺の外傷などの後天的原因で、逆さまつ毛の発生を見ることもあります。具体的には結膜ヘルペスなどでまぶたにも炎症がきっかけで毛の生える方向に異常をきたすことが原因になっている場合もあるようですさまつ毛になると、直接眼球に接触するのでダメージを被ることになります。とりわけ深刻なのは角膜への損傷です。角膜は人体組織のなかで唯一透明な部位です。濁りのない綺麗な視野を確保するのも角膜が健康だからこそ可能になります。ところが逆さまつ毛ではこの角膜に損傷を与えるので、目がゴロゴロする違和感や充血・涙目等が生じることも。さらにダメージが深刻化すると潰瘍になり、本来透明8であるはずの角膜に白濁が発生し視力低下の原因となることもあります。

逆さまつ毛の治療法は、子どもなどの年少者と成人とでは若干異なります。年少者では成長に伴い自然治癒も期待できるので、経過観察するだけのこともあるようです。これにたいして成人の場合には自然治癒は望みがたいので治療が必要です。とくに症状の増悪や視力低下などが懸念されるときは手術などの治療法が選択されますが、主な手術は異常な方向に生えているまつ毛を取り除いたり、レーザーを照射して毛根ごと消失させるなどの方法のいずれかが選択されます。ただしまつ毛周辺はデリケートで繊細な技術が要求される部位なので、逆さまつ毛治療の実績が豊富な医療機関を受診することがポイントになります。